「運動がもたらす効果」とは!? 運動不足を感じている人でも、「スポーツをすることは何となく身体にいいと思っているけど、自分にどんなことが起きるのか」ということは意外とわからない人も多いのではないでしょうか。2019年スポーツ庁が6つのカテゴリーごとに、様々な調査結果や研究結果からの具体的にイメージできる「数字・データ」により「スポーツをすることで、生活・人生に起きる変化」を紹介しています。当サイトでは、その内容とそれに照らした私のケースを紹介します。

この記事は広告を含んでいます
1.運動で「生活・人生に起きる変化」 のデータと「私のケース」をご紹介
「スポーツをすることで、生活や人生を、より豊かなものに変えることもできる」とスポーツ庁が6つの効果を示しています。その内容を紹介します。そして私もその通りの恩恵がありました。
以下の内容は、スポーツ庁 Web広報マガジン「DEPORTALE」 数字で見る! スポーツで身体に起こる気になる「6」つのデータ(2019/12/26)https://sports.go.jp/special/value-sports/post-29.html から引用しています。
私の運動状況
あらかじめ私の今の運動を説明します。40代後半から始めたフットサルが、日常の充実を生み出しました。現在、フットサルは個人フットサル(個サル)という形式に毎週末参加しています。個サルとは、個々人が集まり、2時間で一人当たりは8分の試合を6回行うイメージです。レベルごとに開催されていて、私の参加するクラスは初心者の中高年や女性も多くいます。当初数年間は頻繁に肉離れなどの故障をしましたが、中高年の私でも回数を重ねることで、徐々に体力と筋力を身につけることができました。

同HP内動画「個サルの裏側見せちゃいます!」https://youtu.be/MG_5QjB8mvw




(1)さまざまなメンタル向上で日常が充実
スポーツ庁6つのデータその1
生活の充実度とスポーツ
スポーツをすると生活の充実感が向上
要約)日常生活に充実を感じている割合が高い調査結果が出ています。週に1~2日で70%が充実を感じています。
※下の2.で具体的に説明しています。

スポーツ庁6つのデータその2
心の健康とスポーツ
スポーツは心の健康にも効果的
要約)気分の改善と向上が観察されています。仕事上のストレスが高い人こそ余暇での運動で、1年後に抑うつになるリスクが約半分に抑えられています。
※下の2.で具体的に説明しています。

スポーツ庁6つのデータその3
障害とスポーツ
スポーツ・レクリエーションには様々な効果
要約)体を動かすという人間の本源的な欲求に応えるとともに、楽しさ・喜びをもたらし、スポーツを通じて自らの可能性にチャレンジしたり、仲間との交流やコミュニケーションを深めたりすることは、生活の質を高め、人生をより豊かにしてくれると思われます。
※下の2.で具体的に説明しています。

【私のケース】
心身の汗をかく爽快感
とにかく楽しくて楽しくて
週末のフットサルが待ちきれない。
仕事も充実、新しい自分になった
幸福感ふくらむ日常になった!
※下の3.でより具体的に説明しています。


(2)プラスの運動が体力低下と病気を予防
スポーツ庁6つのデータその4
体の健康とスポーツ
今よりプラス10分〜20分の歩行で、ガンや糖尿病の予防に効果
要約)「1,000歩の目安は約10分」とされていますが、いつもより歩く時間を増やす時間を10分以上などその時間によって、ガンや糖尿病などの病気、体力の低下を防ぐ効果があります。
※下の2.で具体的に説明しています。

【私のケース】
身体が丈夫になり、
体力と筋力がついたことで
新しい仕事への転身につながった!
※下の3.でより具体的に説明しています。



(3)健康的でキレイにやせるダイエットの鍵はスポーツ
スポーツ庁6つのデータその5
美容とスポーツ
キレイの鍵はスポーツ
要約)適度に食べて、適度に運動する(エネルギー高回転型)ことでキレイにやせるのは、健康面からみて理想的です。
※下の2.で具体的に説明しています。

【私のケース】
運動日翌日だけの体重減少だったのが、
健康的・持続的ダイエットを実現できた!
※下の3.でより具体的に説明しています。




(4)運動後は思考力や集中力が飛躍的に高まる
スポーツ庁6つのデータその6
子どもの学力とスポーツ
体力と学力には関係が!
要約)運動も勉強も、「頭で行うもの」という意味では同じ。むしろ運動ができる子は勉強もできるようになる、それは多くの研究で実証されています。運動ではいろんな動作を覚えてから引き出して使うように、勉強でもいくつかの公式の中から問題を解くことと同じこと。勉強と運動とは相関関係にあります。
※下の2.で具体的に説明しています。

【私のケース】
かつての憧れの選手やプレイを
想い出すノスタルジーと
そのプレイも体現できた!
※下の3.でより具体的に説明しています。





2.「6つの効果」を具体的に説明
スポーツ庁が公表した6つのカテゴリーでの報告は、様々な調査結果や研究結果から、具体的にイメージできる「数字・データ」をピックアップしています、それらを用いて、前項をもう少し具体的に説明します。
①スポーツをすると生活の充実感が向上
スポーツ庁データその1 生活の充実度とスポーツ
ウォーキングなどの有酸素運動によって分泌される様々な脳内物質が、この結果をもたらしてくれることがわかってきました。例えば、「エンドルフィン」と「内因性カンナビノイド」。多幸感をもたらす物質と言われており、これらが脳内で分泌されると、幸せな気分になることができます。
②スポーツは心の健康にも効果的
スポーツ庁データその2 心の健康とスポーツ
有酸素運動を続けることによって、「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンなどの神経伝達物質(神経と神経で連絡を取り合う物質)が分泌され、脳の中で感情や記憶を司る部分にセロトニンが伝達すると、精神的な落ち着きが得られると言われています。
③スポーツ・レクリエーションには様々な効果
スポーツ庁データその3 障害とスポーツ
スポーツ・レクリエーションを「実施する目的」についての調査では「健康の維持・増進のため」という回答が最も多く選ばれました。しかし、実際に実施してよかった点は、感情面でのポジティブな変化に加え、ライフスタイル自体の変化など、実に多岐に渡っています。運動することで出る脳内物質、ドーパミンは脳の報酬系とも言われていて、「またやりたい!」という気持ちや意欲につながる物質。ポジティブな気分にさせてくれる効果もあります。

④今よりプラスの歩行で、病気の予防に効果
スポーツ庁データその4 体の健康とスポーツ
成人の1日当たりの平均歩数は男性6,846歩、女性5,867歩です。(厚生労働省:平成29年「国民健康・栄養調査」)
「1,000歩の目安は約10分」とされていますので、いつもより歩く時間を10分〜20分増やすと、ガンや糖尿病などの病気を防ぐ可能性があります。「通勤時は1駅手前から歩いてみる」「仕事中は1階上のトイレを使い、階段を上る癖をつけてみる」「デスクワークが疲れたら片道5分の距離を散歩してみる」などちょっとした工夫で「プラス1000歩」は実現可能なのです。
⑤キレイの鍵はスポーツ
スポーツ庁データその5 美容とスポーツ
運動はせずに食べないだけ(エネルギー低回転型)の場合は、やせていても、肥満の方と同等の糖尿病リスクがあると言われています。今後、高齢になると痩せと運動不足が原因で転倒・骨折による寝たきり患者が増えてしまう恐れも指摘されています。体への効能として、運動による血行の促進は、新陳代謝の促進、冷え性や美肌効果など他にも良い効果があると言われています。
⑥体力と学力には関係が!
スポーツ庁データその6 子どもの学力とスポーツ
運動ができる子は勉強もできるようになる。アメリカで小中学生95万人に行った大規模調査で、子どもたちの心肺能力や筋力・持久力・体脂肪率などの総合的な体力調査と、学力テストの成績との関連性を分析した研究では、体力調査での成績が高い子どもほど、学業成績も優秀な傾向があることが確認されています。体への効能として、運動後は脳への血流が増し活性化して、思考力や集中力が飛躍的に高まる機会となるので、学習をするチャンスということもあります。

3.「運動の効果」で日常がより豊かになった!私のケースを紹介
スポーツ庁が公表した6つのカテゴリーでの「運動の効果」は私にも当てはまりました。それぞれどのように効果があったのかをご紹介します。
(1)待ちきれない楽しさ、仕事も充実、幸福感ふくらむ日常
毎週、週末のフットサルを終えた月曜日には、次のフットサルを心待ちにしている自分がいる!
そんな高揚感があるから、平日も仕事モードへの切り替えがスムーズ。金曜までという区切りとチャージで充実するようになりました。
そういったメリハリがある生活リズムの中で、週末は他のレジャーとともに、フットサルという習慣的な悦びにより、幸福感がふくらむ日常となりました。

(2)体力強化による転身(転職)の成功
初心者が中高年から始めたフットサルなので、最初は頻繁に故障しました。しかし回数を重ねることで身体と筋肉が適応するようになりました。中でも顕著なのが自然と身につく体幹強化です。それにより、腰痛(椎間板ヘルニア)持ちだったのが、症状はほとんど出なくなりました。フットサルだと脚力が強くなるイメージですが、体幹を中心に全体の体力が向上します。
そして、この中高年の体力強化が思わぬ成果を呼びました。それは60歳前にして、ゆとりある生活を求めて、転職を図った時でした。予想外にデスクワークへの就職は厳しく、結果的に作業系への就職となりました。そこはいい仕事場でありながら、体力も必要な職場でした。でも体力が向上している私はしっかりと対応できて、転職そして転身・新生活の成功へとつながりました。

(3)持続的なダイエットの実現
私の参加している個人フットサル(※上述)は、合計2時間の中で休憩時間も多くあります。それでも大量の汗をかき、カロリーを多く消費するので、メタボ気味の私はダイエットができると期待していました。実際は翌日に数㎏痩せる場合は多いものの、週1回程度では、結果的にダイエットといえるものではありませんでした。しかし、前述のように体力がついたことで、平日に作業系の仕事に就くことでができて、そこから目に見えて体重が減っていきました。「運動➩体力➩仕事」という運動から始まる好循環が生んだダイエット成果です。「平日・休日ともに体を動かし」「食べるものもしっかり食べる」健康的・持続的ダイエットが継続できています。

(4)憧れへのノスタルジー(郷愁)とその体現
スポーツ庁のデータでは、運動する子どもの学力との連動について述べていました。私は少し視点を変えた実感と体感を紹介します。
フットサルを始めて、しばらく経った頃のことです。
ゴール前でボールを持った私は、
キーパーと1対1の局面となりました!
「さあ、ゴール⚽を決めることができるか!?」
緊迫💓の場面です!
もちろん、外したところで何もない遊びの一場面ですが、
そこで、私はとっさに、、、
これまでテレビで観たサッカー選手のように、、、
ゴールに向かって走りながら、
腰を2~3回振るというキーパーへのフェイントの後に、、、
ゴール🥅左隅にズドーン⚽💥
GOAL!GOAL!GOAL!!!
私は単純に気持ちよかったのと同時に、
かつて観たプロ選手のゴールシーンを頭の引き出しから引っ張ってきてそれを実践したことになんともいえぬ快感を覚えました。過去の記憶(学力)と今の実行(運動)がとっさに連動したのです。
その後もジャンピングボレー!とか他のプレイを実践してみては大体失敗して、
「〇△さんはイメージはできてるんだけどなあ(笑)」と、からかわれるのがよくあるシーンとなっています。さまざまな選手のさまざまなプレイを観てそのイメージは数多く持っているのです。実践できるかは別問題ですが(笑)
このように、慣れ親しんだスポーツを実際にプレイすることで、かつて憧れたプレイができたり(できなかったり)、そしてそのプロスポーツや名場面へのノスタルジーを脳裏に呼び起こしてくれました。それにより、「過去と現在」「プロと私」が繋がり、スポーツ自分史の仕上げを感じました。何とも大げさですが(笑)


4.まとめ
いかがでしたか?「運動による効果」を公的なデータと私のケースで紹介しました。参考になることがあればと思います。
効果があるのはわかるんだけど。。。
そんなあなた!
やれば何かが起きる!
とにかく始めるだけです。
「何を」「どのように」「どのくらい」は自由。
あとで止めることも、また始めることも自由。
私が始めた頃に、初心者女性の楽しそうな笑顔😊に大事なコトを気付かされたように、、、
身体を動かしている時の人々の笑顔😄がそこら中に増えたらいいなと思います。





