畑の全体画像

お家の庭に一から作る家庭菜園!コストかけない「おしゃれな畑と野菜の作り方」【わが家のケース】

とうもろこしやトマトの栽培の様子

今のお家は小さいけどお庭がある。ここに畑を作ることができたら、、、野菜を収穫出来たなら、、、「農作業の楽しさと野菜の美味しさ」「趣味と実益」を堪能できる!そんなことを考えたことはありませんか?実際に「砂利敷きだけの庭」「自称おしゃれな家庭菜園」に変えて、農作業と野菜半自給を楽しんでいるわが家の方法と畑の様子を紹介します。

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1.わが家の手作り家庭菜園!おいしい野菜も出来た!

庭の青砂利をどかして、その下の土から小石を除去、その後は畑にレイアウトを施せば、オリジナルの家庭菜園になります(2.で説明)。小石の除去が大変だった!だけで、初年度夏からトマトやキュウリの夏野菜がたくさん採れました。土作りも基本的に肥料等をホームセンターで購入するだけです。(3.で説明)。無農薬無化学肥料を当然として栽培してるので、収量は多くないし、できない時もあるけど、「作業の充実感」「土と水の心地よさ」「自家野菜への愛着」などなど何気ない日常にさまざまな収穫をもたらしてくれます。

夏野菜育成中の畑
夏野菜が成長中(なす、きゅうり、トマト、ピーマン、かぼちゃ)

(1)わが家の家庭菜園の『見取り図』

完成した畑が下の画像です。
緑色部分は、野菜を育てる畦(うね)。およそ1.5m~3mが4本
茶色部分は、大量に出た石を集めた場所。右の方は、上に青砂利を敷き、通路や階段にしています。中央は100均のネットを組み立てて石を溜めています。
水色部分は、雨水を貯めるための場所です。【ハウスビニール➩雨どい➩トレイ➩蛇口付き容器】の流れで雨水を溜めます。トレイから直接あるいは左下のコンポスト容器の蛇口から水をジョーロに入れて、畑の水やりをします。
 真ん中の水色部分は、地表にあふれた雨が集まり流れ落ちる穴を作り、ガラス瓶に溜めてます。
黄色部分(中央)は、残渣(収穫後の葉や茎など)や落ち葉を積んで堆肥を作るです。

庭全体を畑、通路、水場に色分けした画像
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【著者の一言】非常に機能性のあるオシャレなジョーロですね!
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【著者の一言】このホースは、繊維製で伸縮するので、庭の中で、かさばらずイイです!
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(2)わが家の畑でとれる野菜

【春】菜っ葉(チンゲン菜、ほうれん草など)、レタス(サニーレタス、レタス)、玉ねぎ、九条ねぎ

種まき:3月中旬 ➩ 収穫:5月中旬 (※玉ねぎの種まきは前年秋、九条ねぎの収穫は秋~翌春)
レタスの収穫は5月下旬以降になり、夏野菜栽培開始と重なるので、近年は栽培していません。

【夏】トマト、ミニトマト、きゅうり、なす、ピーマン、とうもろこし、(パプリカ、ズッキーニ、かぼちゃ、冬瓜)

土作り:3月下旬~ ➩ 苗定植:4月下旬~ ➩ 収穫:7月中旬~9月中旬

【秋・冬】短根大根、人参、チンゲン菜、ほうれん草、白かぶ、九条ねぎ、(赤かぶ、短根ごぼうなど)

種まき:9月中旬 ➩ 収穫:10月下旬~

2.こうして作ったお庭の畑。コストかけずに作った手順の公開

【庭➩菜園】作業の大部分は(1)石と土の分離作業 でした。その後は「とった石の置き場所」と「庭の形状」に応じた(2)レイアウトと畑周り作成 でオリジナルの家庭菜園が完成です。

(1)石と土の分離

最初はよくある青砂利を敷いたお庭でした。その青砂利をどかせば、肥えていないとしてもすぐ畑になると思ってました。しかしその下の土も石まみれでした。なので庭の端から少しずつ土をふるいにかけて、分けた石は前方に押しやりながらという作業を地道に半年近く続けました(下の画像)。

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(2)レイアウトと畑周りの作成

週末ごとの作業をおよそ半年近く続けて、押しやった石の大部分は青砂利を乗せて、「通路と階段」にしました。また「100均の白ネットで作った箱」に積んだりしました。白ネットの箱の上は使っていなかったトレイに雨水を貯めています。雨どい、コンポスト容器も使い、ちょっとした貯水装置を作成

階段の最下段を丸く赤レンガで囲ったのはちょっとしたおしゃれデザインのつもり😊


3.こうして作るお庭の野菜。コストかけずに作る栽培方法の公開

無農薬無化学肥料費用や手間もなるべくかけない農法なので、できる量や作物は限られます。それでも上記の内容年間15種類くらい作っています。それらをどのように栽培しているかを記す前に、私について述べて、その後に栽培方法を簡単ですが説明します。

📝畑と野菜を語る私について😊

畑や野菜のコトを語っているけど、私は農業に関して大した者ではありません。かつて脱サラして、田舎生活と自営の農業をしていましたが、たかが10年。でもその時があるから今は家庭菜園を楽しみ、それを発信しています。以前の就農では、「健康的食生活の提供」をモットーに完全無農薬の野菜セットを定期配送していました。当時から最低限の知識と自己流、ローコストなので、収量や効率はよくないです。でも昔も今もそれなりに収穫して、なにより安全な野菜を作っているので、こうしてその様子を紹介しています😊

(1)青菜類など(夏野菜以外)

種まきの1週間前【施肥】 ➩ 【種まき】(春3月下旬、秋10月上旬) ➩ 1か月半後~【収穫】

【施肥】

基本的に収穫期が短い作物なので、速攻性肥料のみ施します。それらは1週間あれば土に馴染み、作物に害を与えません。
①ホームセンターで買ってくる鶏糞・油粕・牡蠣殻石灰=10:2:1程度それぞれを土が見えなくなるくらいにまく
  ※ざっくりですが、鶏糞の効果は総合的、油粕は葉の成長、石灰は酸性土を中和します。
②肥料をまいたら、手鍬で耕し、手レーキで整地(平らに)します

狭い畑なので、手鍬などでしゃがんで作業できる。だからそんなに体力は必要ありません👍

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③整地が終わったら、十分に水をまき、落葉などで土上を覆います。種まき時に土に十分に水分がある状態にするためです。天然マルチ(※)での防乾と防寒です。マルチできない場合は種まき時までに小まめに水やりします。※マルチとは一般的には保温保湿のための黒いビニール

落葉は都会であっても意外と公園とかで集められんです。落葉でなくても天然のものであれば何でもイイですし👍

落葉などで十分保湿された土は動かすだけで、ミミズさんが元気に出てきます。ちなみにミミズさんは作物を作る者にとって、肥えた土を生み出すまさに神なんですよ!神様であり、崇高な生き物なんです。

奥が落葉マルチ、手前が藁と落葉のマルチです。

【種まき】

①落葉マルチをどかして、先の尖ったモノ(ハサミやドライバーなど何でも)で土に溝をつける
②その溝に、作物の種を1cm間隔くらいにまく

作物の大きさ以上の間隔に無事発芽すれば、その分は徐々に間引きします。
間引き菜として食べれば柔らかくて美味しいですよ😋


③手で、溝の両サイドの土を溝に落とす感じで溝を土で覆い軽く押す(転圧する)。転圧は、土の密度を高めることで土や水分を流さず保持するためです。
④種まき後、発芽するまでは日々土が乾いていたら水をあげます⇦水まきの最重要時期です!

【収穫】

収穫は、作物の根元をハサミで切るだけ😊
青菜類は特に軽いハサミで十分です。根ごと抜くより、切って根を土中に残す(土に還す)方がいいですよね。
双葉や枯れ気味の下葉は手で取りましょう。収穫した作物は、できればすぐに水を掛ける瑞々しさが長持ちします。

(2)夏野菜(トマト、きゅうり、なすなど)

定植の1か月前【土壌改良(堆肥)】 ➩ 定植の1週間前【施肥】 ➩ 【定植】(4月下旬~6月上旬)
 ➩ 【生育管理】 ➩【収穫】(7月下旬~10月上旬)

【土壌改良(堆肥)】

夏野菜は生育や収穫の期間が長く、その間の地力が必要です。なので、緩効性(ゆっくりながく効く)の肥料を投入して、土壌の改良を行います。
①畦の中央ラインの土を順に30センチほどの深さまで掘る
②そこに残渣堆肥を入れる。(➩その深さまで作物が根を伸ばして栄養をとる😊
③戻す土に市販の腐葉土堆肥・牛糞堆肥をまいたら、それを掘った所に戻す。これで均等に土中に堆肥が入ることになります。

牛糞堆肥は土に馴染むまで1か月必要です

さらに1か月半前に米ぬかを投入して耕しておけば、肥力が一層増します。米ぬかは精米所で無料入手できます。

④以上の作業を畦1列で行う
水をまき、落葉などを被せる

【定植】

種から育苗するのが理想ですが、大きな手間と温床なども必要になるので、夏野菜は苗を購入して、植えます
①定植の数時間前に、植え穴分の落葉をどかしながらスコップでなるべく深く掘ります。その底に肥料(鶏糞肥料)を入れて、土を戻したらたっぷりの水を入れます。➩定植時はたっぷりの水が土に馴染んだ状態になる😊
②ホームセンターなどで購入してきた苗を植える

いい苗を選ぶコツは「幹は太く」「節間は短く」要するに「どっしりした感じの苗」

【生育管理】

定植後の水やりは、朝方でもしおれ気味だった時に行う程度でいい。(⇦炎天下しおれていても朝方元気になっているので)人と一緒で過保護はよくない。

乾燥地帯で生まれたトマトは、茎からも水分を摂取できる作物なので、特に水は最低限でかまいません。
実がなる頃から水はあげないし、できる場合はビニールを張って雨にあてないようにします。

②背が高くなり、まっすぐに立てない頃に、誘引ヒモか支柱を施す。私は畑上部に針金を張れるので、誘引ヒモをそこに結びます。
③摘心はお好みで、摘葉をしつつ、芽掻きは小まめに行う。特にトマトやキュウリは、芽掻きをしないとどんどん枝葉が増えて、その分だけ養分が分散されてしまう。

生育管理は「どう育てたいか」「どれくらい手間ひまをかけるか」などを元に人それぞれやりやすいように!ネット検索である程度の知識を理解した上で、自己流を探ってみてください!

【収穫】

夏野菜も軽めのハサミで十分、果実と枝の連結部を切って採るだけ!でもトマトとミニトマトだけはハサミを使わない!トウモロコシも手でもぎ取ります。

トマトの収穫にハサミを使わないのは、ハサミを介して病気を伝染させないため。
そうでなくても、実を持ちながら、房(へた)元の曲がった所に親指の腹を当てるだけでポロっと採れます。その方が気持ちイイですよね😊

トマト・ミニトマトはひたすら赤くさせてから収穫!ナス・きゅうりは小ぶりな方が、新鮮でキレのいい美味しさを召し上がれます

☆収穫を終えた後は、茎を適当な長さに裁断して、葉やその他も含めて積み上げます。翌春まで積み替えと発酵を繰り返しながら残渣堆肥にします。有機農法とはこのように不要なものを出さずつながり続けること、循環農法ともいいます。

4.まとめ ~収穫いろいろお庭の畑と野菜~

いかがでしたか?お庭の菜園は作ってしまえば、毎年季節ごとに「楽しい農作業」「美味しい野菜」を享受できます。栽培方法は先に述べた通り、自分の「畑」「野菜」「余暇ライフ」をどうしたいかを元にするだけ。そういった「自由」から誰にも干渉されない「成 “ 果 ” 」が得られるのです。もちろん庭はなくても、ベランダやテラスでのプランター栽培でもいいですよね。(※オシャレなテラス作り方
最後に私の菜園shot📸⇩を載せてます。さあ、あなたも Let's enjoy 自分の菜園&野菜ライフ!

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